時計のオーバーホールについて

 お客様の大切にしている時計。3年~5年を目安にオーバーホールを行って頂くことをお勧めいたします。長い期間放置しますとパッキンの劣化によるサビや、交換が難しい部品に問題が生じる可能性が高くなります。

 また機械内部の潤滑油が劣化しますと、時計の精度が乱れる様になったり、ゼンマイの持続時間が短くなるなど、オーバーホールが必要になってきます。


 

 

 機械式腕時計は精密機械です。時計の中は数百のパーツが常に連動してますので僅かなズレが重なり時刻が乱れます。

 当店では、お預かりした時計を丁寧に分解した後、各パーツを洗浄修理、オーバーホールいたします。この際に不具合を起こしている部品については交換修理のご提案を致しております。 

 組立時は注油しながら元の状態に戻し動作・性能テストを行い、精度の微調整をおこないます。